11月2日(日) 夜7時 御逮夜
11月3日(月・祝) 午後3時 御正当会
〇 御会式とは?
宗祖日蓮大聖人は弘安5年(1282)10月13日に、武蔵国池上(東京都大田区)の池上宗仲の館において、大勢の弟子や信徒が唱題申し上げるなか、安祥として入滅あそばされました。今年は、11月2日(日)・3(月・祝)に奉修いたします。
日蓮大聖人様のご入滅は、「非滅の滅」滅にして滅にあらずであり、真実には大聖人様の永遠不滅の御本仏としてのご境界と拝します。
御会式は、末法の御本仏・日蓮大聖人様の「三世常住」をお祝いし、御報恩申し上げる儀式であり、単に大聖人様の御命日法要ととらえることは誤りなのです。
『法華経寿量品』には、
「もし、仏が常にいて滅することがないと知ると、衆生は憍(おご)り、怠惰(たいだ)の心を起こし、仏に遭うことが難しいと考えず、また敬い奉る心も起こすことがない(中略)この故に、仏は実際には滅することがなくても、滅度の相を示すのである。」(法華経434㌻【意訳】)と説かれています。
それは、仏様が方便として涅槃(ねはん)の相を示し、衆生に「仏に値(あ)い難い」との思いを懐かせて仏道修行に励むように導かれるのです。

しかし真実は、大聖人様の生身は入滅の相を示されますが、大聖人様の御魂魄(こんぱく)は本門戒壇の大御本尊に留められ、その御威光は厳然と法界を照らされているのです。
日蓮大聖人様は『経王殿御返事』に、
「日蓮がたましひ(魂)をすみ(墨)にそめながしてかきで候ぞ」(御書685㌻)
と仰せられました。
大聖人様の御魂魄は大曼荼羅御本尊、とりわけ出世の本懐たる本門戒壇の大御本尊様とましまして、末法の一切衆生を永遠に救済されることを御教示なのです。
御会式は、御本仏・日蓮大聖人様の滅不滅・三世常住を寿(ことほ)ぎ奉る意義のもとに参詣して、御報恩申し上げることが肝要です。
〇 御宝前のお花
大聖人様御入滅の時には突如として大地が振動し、初冬にもかかわらず庭の桜が一斉に咲いたと伝えられております。この妙瑞には、御本仏である大聖人様の御入滅を宇宙法界の生命が惜しみ奉ると共に、御本仏の滅に即して常住の妙相を示すという甚深の意義を持っています。
御宝前に桜のお花を飾りするのは、このことを現わしているのです。
御会式に参詣して、御宝前にお供えしたお花をいただいて、御自宅の御本尊様にも桜のお花をお供えしましょう。

お花の飾りつけ 1日(土)午後5時~
〇 立正安国論と申状(もうしじょう)の捧読(ほうどく)

御会式では『立正安国論』と御歴代上人の申状が捧読されます。
申状とは、大聖人様の『立正安国論』をはじめ、御歴代の御法主上人が国家に対して、大聖人様の正しい教えによって国を治めなければ、国が滅んでしまうと諭された書状をいいます。私たちは、捧読される申状を拝聴して、この申状の御精神を胸に、広宣流布に向かって修行に励んでいくことを御宝前にお誓い申し上げることが大切なのです。
〇 御会式は万難を排して参詣
古来「お会式には万難を排して参詣しなければならない」と言われてきました。
それは、「大聖人様の三世常住を寿ぎ奉る」「大聖人様の大願である広宣流布の成就をお誓いする」ことが、何より大切なことであるからです。
私たちは、御会式の意義を十分に理解して家族そろって参詣しましょう。

