支部総登山・春季登山に参加しましょう

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御法主日如上人猊下は育成に関して、
 「色々な育成の方途(ほうと)は考えられるのですけれども、最も基本的なところからいって、折伏(しゃくぶく)した人をできるだけ早く総本山に登山せしめるということが大事ではないかと思うのです。
 これは、初登山した方々がお山の佇まいを見て、そして戒壇(かいだん)(だい)御本尊(ごほんぞん)(さま)にお目通りして、本当に命を震わして、感動して帰っていくわけです。その感動を、体験を、できるだけ早く積ませるということが非常に大事だと思うのです」(大日蓮 七六八号)
と、勤行・唱題という日々の修行はもちろんのこと、総本山への早期登山、本門戒壇の大御本尊様にお目通りすることの重要性を御指南くださっています。
 そこで今回は、登山について考えていきたいと思います。

戒壇の大御本尊様が在す総本山大石寺奉安堂

  種々の登山方式を活用しよう
 平成四年に始まった支部総登山について、御法主上人猊下は昨年一月に総本山客殿において行われた出陣式の砌に、
 「支部総登山を推進していくなかで獲得するものは、実に計り知れない大なるものがあります。(中略)そこで培われたものが、今後の広布への戦いの大きな原動力となって、折伏逆化の場に発揮されることになるのであります」(大白法 七五七号)
と仰せであり、「全講員で支部総登山」と本年の年間実践テーマの一つにも掲げられ、支部の足腰を鍛える重要な行事として実施されています。
 日蓮大聖人が『四条金吾殿御返事』に、
 「毎年度々の御参詣には、無始(むし)罪障(ざいしょう)も定めて今生(こんじょう)一世に消滅すべきか。(いよいよ)はげむべし、はげむべし」(御書 一五〇二㌻)
と御示しの登山の精神に立ち、共に信心に励む同志と御開扉(ごかいひ)を受け、信行を奮い起こす布教講演を聴聞し、総本山の聖域を見学して清浄な空気に触れる。一度の登山が志も新たに支部の活動に取り組む大きな活力をも生むのです。

丑寅勤行後の 総本山大石寺【 客殿 】

 また、登山推進がもたらす組織の活性化と人材の育成については、御法主上人猊下が種々御指南あそばされており、『大白法』紙上においても全国の法華講支部の体験として多くが紹介されています。
 しかし、様々な理由により、団体での登山が困難な状況も考えられます。
 現在、総本山への登山方式には支部総登山の他にも、添書(てんしょ)登山・代表登山等いくつかの種類があり、特に御法主上人猊下の御指南に随い一日も早い登山を実践するためにも、添書登山の活用は大きな意味があります。

 「百聞は一見に如かず」とは中国漢王朝時代から使用される世間の諺ですが、やはり新入信者が一日も早く自らの足で登山することが肝要です。総本山の佇まいを見、布教講演を拝聴し、歴史と伝統を肌で感じる。そして何より本門戒壇の大御本尊様にお目通りすることによって、
 「須弥山(しゅみせん)に近づく鳥は金色(こんじき)となるなり」(同 一〇五四㌻)
との御金言のごとく、功徳と感動が法華講員としての大きな変化と成長をもたらすことでしょう。
 大御本尊様への御報恩謝徳と渇仰(かつごう)恋慕(れんぼ)の心をもって、一日も早く新入信の方を総本山にお連れしようではありませんか。


  所属寺院への参詣が大切
 日蓮大聖人は、外用(げゆう)地涌(じゆ)上行(じょうぎょう)菩薩(ぼさつ)再誕(さいたん)内証(ないしょう)()(おん)元初(がんじょ)()本仏(ほんぶつ)として本因(ほんにん)下種(げしゅ)の妙法御本尊を建立されました。『四条金吾殿御返事』に、
 「されば末法(まっぽう)()の経をひろめん人々、舎利弗(しゃりほつ)迦葉(かしょう)観音(かんのん)妙音(みょうおん)文殊(もんじゅ)薬王(やくおう)と、此等(これら)(ほど)の人やは(そうろう)べき。(中略)(しか)れども此等(これら)の人々にはゆづり(たま)はずして地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)(ゆず)り給へり。されば()く能く心をきたはせ給ふにや」(同 一二九二㌻)
と仰せられるように、日蓮大聖人の眷属(けんぞく)たる私たち法華講員は、日々の信心修行により妙法の一念を鍛えることが大切です。
 総本山に登山して功徳を積み歓喜を得たならば、時の経過と共に行体(ぎょうたい)が疎かになることのなきよう、日々の勤行・唱題を基本として、水の流れるがごとき(たゆ)まぬ信心姿勢で自らを錬磨していかねば意味がありません。
 第二十六世日寛(にちかん)上人は『寿量(じゅりょう)演説抄(えんぜつしょう)』において、
 「どんなことがあったとしても全てのことを(なげう)ってお寺に参詣し、御説法(ごせっぽう)聴聞(ちょうもん)し、南無妙法蓮華経とお題目を唱えて報恩(ほうおん)謝徳(しゃとく)することこそ大事である(趣意)」
と、登山はもとより、所属寺院への参詣・説法聴聞による功徳と精進の大切さを顕わされています。

(大白法798号平成22年9月1日号より抜粋)

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